私、南三陸町と生きてくことに決めました。

南三陸町と自分のことについて綴ります。

男ひとり広島旅~由宇へ~

 宮城へ行く前に

どうしても広島へ行っておきたい。


だって、宮城へ行ったら、

もう広島には行けないかも知れないから。


その想いから、

私の広島ひとり旅は

実現いたしました。


どうして、広島へ行きたいのか?


それは、私が

カープファンだからである。


野球好きの私は、

自分でも野球をして

友だちと遊ぶようになると、

同じ右打ちのホームラン打者

山本浩二に憧れた。


その頃は、広島ファンというより

山本浩二が好きだった。

 


【プロ野球通算本塁打ランキング 4位】山本浩二 【通算】 打率.290 本塁打536 打点1475


そんな私に転機がやってくる。


1979年、それは、

近鉄バッファローズとの

日本シリーズである。


広島と近鉄

互いに3勝3敗で

終戦までもつれた。


しかも、この最終戦ももつれ、

4-3でカープ

1点差でリードした展開で

9回の裏を迎えた。


もう少しで日本一

というところで、

最大のピンチがやってくる。

無死満塁という

同点でしのぎ切れただけでも

ラッキーというような状況に

カープが追い込まれたのだ。


もし、逆転されたら、

「負け」すなわち

日本一になれずに終わることを意味する。


ここであの有名な

江夏の21球」が起こる・・・。


この話をすると、さらに

話が脱線してしまうので、

気になった方は☟こちら。


時の記録 江夏の21球


その試合でカープ

その1点差を守り、

見事、日本一に輝く。


このドラマチックな展開が

私を揺らぐことのない

カープファンにさせたのです。


そんなカープファンの私、

実際の試合観戦となると

だいたいが横浜スタジアムになる。

知り合いや新聞屋などから

もらうチケットはすべて、横浜戦絡み。

なぜなら、私は横浜に住んでいるから。


まだ、横浜VS広島戦ならいいのだが、

もらうチケットは

なぜか中日、阪神戦ばかり・・・。

(なんで?)


なので、

広島戦を多く観られるようになったのは、

社会人となり

自分でチケットを買えるようになってからのこと。

それでもやはり

満たされないものがあったのです。

それが、


いつか、広島の本拠地で観戦したい


という想いでした。


その念願が今回の広島の旅で

ようやく実現したのです。

(二軍戦ではありますが・・・)


カープの魅力に

若手が育っていく過程の

楽しさがあります。

カープは他球団とは違い

資金的余裕があまりない中、

大金を出して

他球団からいい選手を

引き入れるということが厳しいため、

自分たちでいい選手を育て、

活躍させなければなりません。

そのため、カープには昔から

若手を育て上げる

土壌が備わっており、

選手が育っていく様を見ていくのが、

非常に夢があり、

楽しくて仕方ないのです。


私はまず、

広島ひとり旅の1日目として

その若手が練習している

イングランドがある

由宇練習場へ行くことにしました。

(やっと、本題に入りました・・・汗)

 

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最寄りの由宇駅


 由宇練習場は、

広島ではなく山口県にあり、

電車、バスを乗り継ぐこと

約1時間半のところにあります。


噂には聞いていましたが、

いや~マジで山の中!

これなら、野球に集中できるでしょ!

 

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ファンサービス中の山口選手

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この日はオリックス

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将来が楽しみな中村奨成選手

 

こんなところにポツンと野球場?

山々に囲まれ、

フィールドオブドリームス

的な雰囲気も漂ってくる場所です。

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広島でも梅雨に入り

雨の心配をしていたのですが、

思っていたほど降らず、

たまに観客席の芝生に寝ころび

のんびり観戦することができました。

 

無料で観れるだけでなく、

選手たちとの距離感も非常に近く感じられ、

カープファンなら絶対に

 

行っておいた方がいいところ

 

だと思います。

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耳をすませば、選手らの会話も

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試合には勝ちましたが、

見た限りでは

「1軍はまだまだ先だな・・・」

という選手ばかり。ですが、

自分の目で選手のプレーを

若手の成長を感じることができましたので、

少し遠かったけど、来てよかったです!

 

人生初の由宇練習場、堪能してきました!